昨日から今日にかけて、
ミューイ天文台に行ってきました。

今回もちょこちょこ写真を撮ってきたので、それとともに振り返ってみます。
まずは学校に集合し、バスで目的地である龍ヶ岳へ向かいます。
途中にコンビニで一度休憩を挟み、結構な時間を経て麓へ到着。

ここから先の6kmはバスでは通れないので、ワゴン車で3回に分けて人と荷物を運搬。
かなり待ち時間が長かったので、周辺をうろうろしました。
海へはなかなか来ないのでワクワクしますなぁ。

山道特有の急勾配と横Gに耐えて山頂に到着すると、早速テント設営の開始。
テントを張った経験があまりない俺はイマイチ作業できませんでしたね…
でも他の人たちが頑張ってくれたので完成。

ちなみにテントじゃなくてバンガローに泊まる人たちもいました。(俺はテント)
6人用ということですが、中は案外広くてもっといけそうな感じです。

その後、夕食の準備をするまでの間にまた周囲をうろうろ。
栗があちらこちらに生えてます。

しかし空は雲がかなり出てきていて観測が心配。

ほどなくして夕食(BBQ)の準備開始。
野菜と、豚肉メインの肉を炭火の業火で焼き尽くします。
焼けてるというより燃えてると言った方がいいような状況もままありましたが…
まぁ普通に食えたので問題ありませんw
で、このときの様子も一応写真に撮ったのですが、さっき見たらブレまくってました。
日も暮れて暗かったのでシャッタースピードが長かったようです。
とても載せられない感じなのでここだけは写真なしってことでw
夕食後、ある程度片づけをして、いよいよ天文台へ。
中に入ってみると、なにやら面白空間が出現。
この写真もブレてますが、手持ちの限界はこれくらいみたいです。

そして望遠鏡の準備ができるまでの間、時代を感じる映像作品の鑑賞を行いました。
話は、ある少年がアクエリアスの缶をポイ捨てするところから始まります。
そしてなぜかポイ捨てのあとに宇宙空間へ飛び出すことになります。
そのへんの話の展開はあんまり覚えてないので省略。
でもって、太陽系の惑星を探査していくのです。
最後に軽くスルーされた冥王星はほんとうに不憫な子ですね…

一通り見たところで望遠鏡の準備ができたとの報告が。
階段で上へ行き、いよいよ観測です。
ここの望遠鏡は口径500mmのカセグレン式反射望遠鏡。
写真に撮ってみましたが、暗くてよくわかりませんね。

雲の状況を気にしながらの観測。
PCで目標の天体を導入するので、やはり早いです。
それとドーム天井の回転駆動には心躍るものがあります。
そんなことにニヤニヤしつつ、見たのは木星、M27、天王星、海王星です。
M27はアレイ状星雲と言われる、こぎつね座にある星雲です。
当たり前ですがデカい望遠鏡は違いますね。素晴らしくよく見えます。
木星は縞模様も確認できました。
本当はもっと多くの天体を見たかったのですが、閉館時間も過ぎたのでお開きに。
名残惜しく思いつつも撤退。
撤退完了後、今度は山の最も高い場所にある展望台へ向かいます。
すると、夕方とは打って変って晴れ渡る空。
低い場所では海からの靄がありましたが、それ以外は最高の観測状態に。
すごいです、天の川がはっきり見えました。
あれだけ天の川が見えたのは個人的にはかなり久し振り。
感動、であります…
それからはもうひたすら星空を見てましたよ。
見ながら何故かアニメの話題が展開されつつ、ポアンカレ予想の話にもなるクオリティ。
そんな感じで日を跨ぐまで眺めてました。
今回の観測は十分成功と言っていいのではないでしょうか。
少なくとも心には残りました。
さて、観測が終わったらテントへと戻る俺。
夕食が足りなかったと感じている我が胃袋を慰めるべく、お菓子の蹂躙を開始。
一通り腹に収めてグダグダしてたら午前2時。
やることもないし寝るかってことでグゥ。
午前6時頃に起床。
圧倒的な寝起きの良さでそのままダッシュ。
山道を駆けずり回りながら写真を撮ります。
自分で勝手に 「いい感じに撮れた」 と思っている写真もあったりして…w
まぁ環境が良かったんですよね。


撮影から戻ると、どうやら片付けを開始する雰囲気。
あれやこれやと解体したりどうのこうの。
(中略)
帰りは例の6キロの道を徒歩で下りたりしました。
きつかったというより楽しかったといった感じの山下りでしたね。
大臀筋がほんのり痛いのはご愛嬌です。
さあて、また明日から仕事ですが、遠征が楽しかったので乗り切れそうです。
どうやら来週末も泊まりがけで遊びに行くことになりそうですしね。
休む暇が微塵もありませんが、楽しいのでこの際問題ではありません。
とりあえず6連勤がんばりましょうかね。

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